図書館に行こう-租税法修士論文の基本-

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図書館に行こう-租税法修士論文の基本-

-これは、昔やっていたブログ「タックスマニアの健康日記」に2008年10月17日に掲載した記事の中で、評判が良かったものを再掲載しています-

元資料がないことには論文は作成できない。資料は図書館に行って集める。集めた資料はポイントと思われるところにアンダーラインを引き、余白にメモ書きをする場合もある。膨大な資料を集めて、少しずつポイントを絞って読む。

いずれにせよ、元資料がなければ租税法修士論文は書けない。元資料にはメモ書き、要点整理の箇条書き等も含まれる。ありとあらゆる資料をフル活用して書くのが論文である。

本は図書館に返した、資料は段ボール箱の中等は論外である。ギャグとしてもまったく面白くない。PDFならプリントアウトが必要である。まず、手元に資料を用意することから始めよう。

その元資料が他人のものであるとすると、論点整理のメモを無断借用したとなると、そして極めて基本的な話であるが論文の引用がされていないとなると非常に面倒なことになるだろう。論点整理のメモは捨ててしまえばオリジナルは分からないと思っている輩も実際にいる。

当たり前のことを、当たり前に若い人達に伝えるのは難しい。

これからも、租税法修士論文指導については悪戦苦闘が続くのだろう。

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