大反響、租税法修士論文の資料の集め方 その3

大反響、租税法修士論文の資料の集め方 その3
-これは、昔やっていたブログ「タックスマニアの健康日記」に2007年5月29日に掲載した記事の中で、評判が良かったものを再掲載しています-
租税法修士論文の資料の集め方にアクセスが集中するとは予想外であった。
論文、レポートを書く人にとって資料をどう集めて保管するかは重い課題なのだろう。
TAXMANIAの講義や講演を聞いてくれてた人達が見てくれているのかもしれない。
ところで過去記事を一部訂正した。A4書籍とは、見開きでA4、1ページはA6サイズの一般書籍のことである。1頁を141%で拡大コピーすれば、何かと便利であろう。
集めた資料の保管方法は分野によってまちまちであろう。例えば、細川健の「交際費課税制度」を『税法学』からコピーしたのであれば、①著者名、②論文名をタイトルにしてPDFファイルを作成し、①著者名、②論文名、③雑誌名、④巻数号数、⑤出版者、⑥出版年(月刊誌なら年月)を記載し、細川健、交際費課税制度、税法学の3タイトルでエクセルファイルを作成すればよい。
いずれにせよ、資料収集は論文、レポート作成のための第一歩であり、これがうまく行かないと良いものは作れないのではないかと思う。学生にはブログを読むようにお願いしているが、反応は本当に様々だ。L大学大学院の一学生は、丁寧に読み込んだ上、的確な質問をしてきた。とりわけ、資料の集め方に興味を持ったようである。
特殊分野の論文作成には一定のノウハウがある。それは、知識と経験に基づいて蓄積されるものだ。今の時代、資料の集め方、保管方法、脚注のつけ方、議論の展開の仕方等細かい方法論を正確に提示するのも教員の義務である。
経験や知識に裏打ちされないノウハウはすぐにメッキが剥がれてしまう。ハウツーの本がすぐに読み捨てられるようなものである。思いつきで論文の書き方等を提示するようなことをやっていれば学生はもちろんのこと、肝心の研究者仲間から相手にされなくなるだろう。
TAXMANIAが書いている方法論は間違いなく知識と経験に基づくものだ。官庁勤務経験者として、実務家である税理士として、そして、何よりも研究者としてのTAXMANIAを「信じてくれ」と言うしかない。
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